業務改善
組織体制が整備され効率良い業務の実践が可能
ノーリフティンティングにおいて福祉用具ケアは、まだまだ時間がかかると誤解されていることも少なくないようです。2人や3人複数で実施していることが一人でできたり、職員誰もが簡単にできるのがノーリフティングケアです。 生産性向上を行っていくうえで、業務効率向上のために実施すべきこととして言われている『「ムダ」「ムラ」「ムリ」を、なくすこと』を、直接的ケアにおいて、実践可能にできるのも、ノーリフティングケアの特徴です。業務効率化が可能となるために、介護の質向上が実現可能となります。業務改善に向けたステップ
高知モデルは、ノーリフティングの普及を、単に、ノーリフティングケア技術の普及を行うのではなく、定着・継続できる組織の体制づくりのために業務改善を行っています。 高知モデルの手順は下記で実践しています。ノーリフティング普及のための業務改善ステップ
1.改善活動の準備
・経営側の「ノーリフティング宣言」 ・腰痛予防対策チームの立ち上げ ・全職員に向けて取り組みの目的と必要性の説明と共有2.現場の課題の見える化
・高知モデルの目的とする状態と現状を比較して課題を抽出PDCA
高知モデルの目的とする状態に向けて課題をPDCAで解決していく
3.実行計画の立案
4.改善活動への取り組み
5.改善活動の振り返り
6.実行計画の練り直し