高知家 まるごとノーリフティング

高知家 まるごとノーリフティング

ノーリフティングとは?(テストページ)

ノーリフティングケアとは?

ノーリフティングケアとは「持ち上げない」、「抱え上げない」、「力づくで行わない」ケアのことです。

  • 持ち上げない
  • 抱え上げない
  • 力づくで行わない

これらの動作をする際に、介護を受ける側と介護を行う側の双方に、少なからず痛みや負担を伴います。 ケアサービスでは、これまで当たり前に行ってきたケアを見直し、お客様とスタッフの心身の負担を軽減してまいります。

ノーリフティングケアとボディメカニクスの違い

お客様の身体に接する「身体介護」を行う際の基本となる介助方法に、ボディメカニクスを使った介助があります。介護スタッフ自身の身体の動かし方を、筋肉や関節の力学的関係を理解した上で介助する方法で、最小限の力で最大限の効果を発揮でき、腰痛予防にもなるものです。

ノーリフティングケアは、このボディメカニクスの技術を基本にしながらも、「お客様の体重を、スタッフが人力で支える」ことを行わないようにしていきます。人力のみによる介助を行わないことで、お客様と介護スタッフ双方にとって安全な介助が実現できるのです。

ケアサービスのこれまでの介護技術研修では、ボディメカニクスを中心とした自立支援の技術についての指導を行ってまいりました。ノーリフティングケアの導入にあたり、新たな研修体制を設けております。

ケアサービスのノーリフティングケア

ノーリフティングケアの取り組みの多くが、有料老人ホームや特別養護老人ホームなど、高齢者が入居するタイプの介護施設で導入が進んでいます。ご入居者を24時間支える施設での取り組みは、技術や手法のほかに、大型の福祉用具の導入など、選択肢も多く、特に効果が高いといえます。

一方、ケアサービスの介護サービスは、在宅介護を中心としており、お客様がご自宅で生活することが前提となりますので、訪問型の介護であれば、スタッフがお客様のご自宅を訪れた際に実行できる方法を、デイサービスや小規模多機能型居宅介護施設であれば、お客様がご自宅の生活と大差なく日常生活動作が行える環境をつくることを大切にしています。

また、ノーリフティングケアは、単に技術や手法を導入するだけでなく、抱え上げる介護により苦痛や危険が伴うことを理解したうえで、組織として、考え方やこれまでの介助方法の見直し、新たに導入する手法の管理体制を整え、現場の介護スタッフの意識を変えていくことが求められるものです。

ケアサービスでは、会社全体の取り組みとし、組織横断的なノーリフティングケアプロジェクトを立ち上げ、「お客様へのケアの品質向上」「介護スタッフへの研修体制」「施設や福祉用具の環境整備」とさまざまな角度から管理体制を整え、取り組んでおります。